スポーツにおける低身長のデメリット

中学生になると部活動が始まり、運動部に所属してスポーツに熱中する子供も増えてきますよね。

また、適度な運動は成長期の子供の骨を伸ばすために有意であることも証明されていました。


そんなスポーツですが、そこにはただ楽しむというだけでなく競技として他者と競い合って勝敗を決めるという醍醐味もあります。

そんな時、低身長だとどのようなデメリットがあるのでしょう。



より速く、より高く、より強く


オリンピック憲法のモットーイメージ

これはオリンピック憲法に正式に記されているモットーのひとつだそうです。

言い換えれば、スポーツや競技においての核心的な心理状態とも言えるのではないでしょうか。

つまりスポーツの技術的なことばかりではなく、気持ちの上でも「より速く、より高く、より強く」は選手の精神面も鍛えます。

これは「心技体」の「心」にあたると考えてもいいですよね。


では、最後に残された「体」とは?

そこには体力だけでなく、身長や体重などの身体の個性が投影されるところでしょう。

そして低身長がデメリットとなってしまうのも、この「体」においてですよね。

とはいえ、高身長が有利なスポーツばかりではありません。


身長が高い方が有利とされるスポーツ

野球:入団時に最低身長が定められているチームもある

サッカー:ミッドフィルターは身長が関係ないとされているけれど、ディフェンダーやフォワードなど高身長が有利となるポジションが多い

バスケットボール:ゴールネットまでの距離が近い分、身長の高さが求められる

バレー:ジュニアでは特別ルールが設けられているので低身長でも活躍のチャンスはあるが、やはり高身長が有利となるのは否めない

ラグビー:身長と共に体格も重視される


身長が低い方が有利とされるスポーツ

馬術:馬の負担を軽減することで低身長というだけでなく、体重が軽い方が有利とされている

ハンドボール:ポジションによっては低身長が有利に働く

体操:比較的身長に左右されないスポーツとされているが、器械体操では特にその傾向が強い

バレエ:男性ダンサーの身長に対比するので女性の場合のみ身長がある程度制限される

その他:柔道やボクシングなど階級設定が設けられている場合



無理は禁物

先述した身長差によるスポーツの有利や不利を見ると、どうしても低身長は不利と言わざるを得ません。

というのも、中学生や高校生の身近にあるスポーツのほとんど、例えばサッカーや野球などでは身長が高い方が有利なものが多いからです。

また、どうしてもチームで戦う方が個人競技よりも華やかに感じられるので、興味や関心が集まりやすくなり成長期の子供にとっては人気のスポーツになっていますよね。


少年野球の試合

しかし、ここでひとつ注意しておくべき点として、無理をして高身長のチームメイトと競わせないということもお忘れなく。

負けん気の強い性格の子供は、身長差からくるハンディを練習量で補おうとすることが多いようですが、成長期に必要以上に骨に負荷をかけてしまうと却って逆効果となってしまいます。


あくまでも必要なのは「適度な運動量」による骨への刺激であり、過度な運動量は骨の成長を妨げる原因になることが分かっているのです。

今は悔しいでしょうけれど、それよりも将来を見据えて子供の身長を伸ばすための栄養バランスの取れた食事とぐっすり眠れる環境を整えてあげることの方が何より大切だと言えるでしょう。