思春期が成長に与える影響

乳幼児期を過ぎて、その後子供の身長が一気に大きく伸びる時期にやってくると言われる思春期

そんな思春期と子供の身体の関係とはどのようなものなのでしょう。

また、思春期についていろいろ言われている身長にまつわる話も集めてみました。



思春期と身長

まず初めに思春期とはどのような状態を指すのでしょう。

思春期の定義は日本産婦人科学会によると、性機能が発達し始めてその機能が完成されるまでの間とされていました。

それを年齢で表すと8歳、9歳〜17歳、18歳としていますが、概ね女子の方が思春期の訪れは早いものとされているようです。


そしてこの思春期に入ると身体には大きな変化が訪れます。

男子ならば毛深くなって陰毛やヒゲが生えてきたり声変わりや精巣の発達がみられ、女子ならば胸が膨らみ陰毛が生えてきて初潮を迎えるといった具合ですよね。

これらの身体の変化を促しているのが「性ホルモン」と呼ばれている物質となります。


男女それぞれの性ホルモン解説図

このような性ホルモンが男子には男性らしい体つき女子には女性らしい体つきに変化させていくのですが、同時にそれまで活躍していた成長ホルモンを抑制させる働きもあるのです。

そのため、思春期の後半にはほとんどの人は身長の伸びが止まるわけですね。



思春期は平等ではない!?

そんな、性ホルモンの分泌が始まる思春期ですが、その始まるタイミングには非常に個人差があることも分かっています。

中には稀なケースですが「早発思春期症」という、通常の年齢より3歳ほど前倒しで身体の変化が起き始める症状もあるのですが、あまりに思春期の到来が早いと低身長となってしまうので病院でのホルモン治療を行う例もありました。


ホルモン治療を受ける少年

また、世界的に見ても日本人は思春期が始まるのが比較的早い傾向があり、欧米諸国との違いがそのまま身長差に表れているという見解もあるようです。

そして思春期に入ると男女ともに身長が伸びる大きさが決まっているというデータもありました。

それは思春期が始まって終わるまでの間に22cm〜25cm伸びて止まるというものです。


ということは、できるだけ思春期は始まるのが遅い方が、子供の身長にとって伸びやすい環境であると言えるのではないでしょうか。

そこで思春期を遅らせるという条件を調べてみました。



中でも睡眠不足と肥満は思春期を早めると言われているので注意したいですよね。